映画「幸福のスイッチ」町の電気屋さんとは
18年前に劇場公開された作品です
昨年NHKBSでも放送されました
過去何回もテレビ放送されていたのでそのたびに録画してあったのですが
そのDVDがどこにあるか不明なので再度録画して見ております
なおるものは新しい商品を売るよりも修理してあげる
出張料はとらない
自店で売ったものは徹底的に面倒を見る
常連客がお茶のみ場所として使っている
怪我で入院している病床からビデオの予約方法を電話で教える
夜停電が起きたら駆けつける
電気料金が払えず電気を止められたことがある逸話を持つ
など最後のものはともかく、劇中に出てくるシーンや話はいずれも
町の電気屋さんは大きく頷いていると思います
しかし町の電気屋さんを支持(日常的に買い物をしてくれる)
していただけるお客様は確実に減り続けていると思われます
20年近く時代はすすんでいるので、その間町の電気屋さんは何店
廃業していることでしょうか、店主高齢化・跡継ぎがいない
大型店の競合など様々な事情があると思いますがこれも時代の流れと
言ってしまうとそうなんですが、寂しいものです
では町の電気屋さんは不要なのかと言えば皆さん異口同音に否定します
高齢化とともに「顔が見える商売とサポート」が必要になってきているからです
お客様を継続的にサポートするには電気屋さんの「体力」と「経営基盤」
が必要です、文字どおりの体力は年齢勝負となりますが経営体力はやはり
購入していただくことで成り立ちますが、ここは難しい所ですね
映画に話を戻すと主演の沢田研二のファンのこともありますが
頑固一徹の電気屋さんの主を好演しています、子どものいう事も何のその
その性格だから電気屋さんを続けられている? のかもしれません
沢田研二は現在76歳ですがいまだ第一線で活躍しています
せいぜい見習ってこちらは電気屋さんで頑張っていきたいと思います